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社会人(プログラマ)になって1年経ったので振り返りとか感想とかまとめてみる

あけましておめでとうございます。2019年がやってきましたね。新しい年というのは無意味にワクワクするものです。

1月というと私が就職した月になります。去年2018年の1月、社会人になりました。

初めてのことなので、いろいろ不安もありましたし、楽しいこともたくさんありました。良い1年だったと思います。

社会人ともなると「大人!」というのが求められるようになり、何も装備しないで挑むのはなかなか心細いです。私も当時は、就職体験談とか、業界人の仕事論とか、いろいろかき集めていた記憶があります。

私の社会人1年生としての体験も、ここに記しておきたいと思います。学生が就職するときの参考になるかどうかはわかりませんが、ひとりでも多くの人の不安を取り除けたらな、と思います。

あ、これ退職エントリではないですよ。普通の感想文です!

じぶんのはなし

まずは自分のはなしをしましょうか!

私は小さい頃からPCが好きで、小学生のときから、ちょうど流行っていた個人ホームページ作りにハマっていました。そこからHTMLを学び、CSSもちょろっと学びました。JavaScriptはまだ「マウスカーソルに星がついてくる」「右クリック禁止」ぐらいにしか使われてない時代だったので、ろくに勉強していません。

中学に入ったらHTMLでのホームページ作りと、Flashでのゲーム作りに熱中していました。2ちゃんねる(今の5ch)でFlash作品をいくつか公開し、いろんな反応をもらって楽しんでいました。残念ながらニュースサイトや「Flash倉庫」の類に取り上げられることはほとんどありませんでしたが、楽しかったです。定期的に開催されるコンテストには参加する勇気もクオリティもなかったですね……。

高校時代は、まず自分がいかに勉強ができないのかということにショックを受けていましたね。地元での底辺高校に入りました。勉強に必死でプログラミングにかまってる暇はほとんどなく、空白期間ですね。

大学は情報系の学科に入りました。実は選んだわけではなく記念受験に偶然通っただけだったりします。本当は機械工学とか志望でした。まあそんなレベルの高い大学でもないですが、悪いところでもないと思ってます!情報系のことをいっぱい勉強して、大学院まで行き、無事卒業しました。

大学の頃からJavaScriptも勉強始めた気がします。Flashが死にかけでHTML5とかいうのに移行しなければならないという空気があったので。いくつかウェブアプリっぽいものも作ってみて、公開してました。

まあ、そんなこんなでフロントエンド漬けの人生でした。他は何もやってないです。強いていうならゲームとかかな……。スマブラとか好きですよ。

就職活動から就職まで

私が就職活動を始めたのは遅く、たしか2017年の10月か11月ごろになります。いろいろ家庭の事情等もあり、大学院を出たあとも大学のすみっこに籍を置いて、落ち着くまで動けませんでした。

時期が時期なのと、「就職というのは難しい。そう簡単に決まるものではない」というイメージが強かったので、ガチガチに緊張しながら活動していました。

大学院出てしまうと大学の就職支援は受けるの難しいとのことなので、ハローワークで仕事探しをしました。情報系の学科出てるので、IT系の仕事を求めていました。

出した書類は、印刷による履歴書と、今まで作ったウェブアプリを軽くまとめた簡易ポートフォリオでした。

手書き履歴書という選択肢もあったのですが、IT系で手書きを求めるところはそう素晴らしいところではないだろうという考えもあり、頑なに印刷で通しました。履歴書には「C/C++/Java/HTML/CSS/JavaScriptできますよ〜」とか書いてました。Cとかは学校の授業でやった程度ですが!

簡易ポートフォリオは大学の先生の入れ知恵です。「ないよりあったほうがいい」とのことだったので。それにこういう判断材料つき返すようなところなら、まともな人も集まっていない可能性もあるので。内容としてはスクリーンショット(カラー)と簡易的な解説(3〜4行)と、ソースコードへのリンクだけです。

ええ、なんとなくわかったと思いますが、「会社に選んでもらう」よりも「私が会社をありがたく選んでやる」という気持ちで臨んでいました。

結果5社出して3社書類落ち、2社面接&内定、それプラス1社は向こうからお声がかかりました。お声がけいただいたところは東京の会社で、私は大阪住まいなのでお断りしてしまいました。いろいろ魅力的だったのですが。

面接は2社とも優しかったです。よくある「志望動機は?」「自分の長所と短所を」みたいなのは一切なかったです。会社の説明をしてもらった後軽く雑談して「合格!」って感じでした。IT業界ってこんな感じなんですかね?

そして内定いただいた2社から1社を選びました。選んだ理由は「小さい会社の方が風通しよくて小回りも効くのかな」と思ったからです。根拠は特になく、ただの思い込みです。

私もあまりわかっていないのですが、どうも当時は人手不足?のようで、猫の手も借りたいという雰囲気が面接に行った2社から感じました。かたや大きな企業、かたや小規模企業で真逆だったのですが、人が欲しいという気持ちは同じに感じました。ウチの会社もかなり人増えたんで、今はどうなってるかわからないですけどね。

会社に入ってからの業務

IT業界って怖いイメージありません?「残業は終電過ぎても続く」とか「休日なんてものはない」とか、そんなイメージです。ありますよね。私もありました。

実際私の入った会社は休日祝日休みの残業なし(!)でびっくりしました。怖いところじゃなくてよかったです。私服もアリ。やったー。

会社入ってまずやったのは研修ですね。Androidアプリ開発とかPython+Node.js+フロントでウェブアプリ作るとかそんなことやってました。ついでにディープラーニング周りのあれこれ勉強しました。

しばらくしたら実際の業務に関わらせてもらえました。フロント+Node.js+MongoDBで、ダッシュボードウェブアプリっぽいものの制作です。Dockerコンテナ化するとかの作業もあったので頑張ってDocker勉強しました。デザインだけは上がってたのでフロントのJSとサーバ側とを作るだけですね。社会人1年生ということもありそんな無茶振りはされなかったです。

他にもいくつか関わらせてもらいましたがこのアカウントが上司にバレたくないので省略。

その後もフロントの仕事が続き、たまにディープラーニングのAPI叩くPython部分いじるかなー程度で安定してましたね。あとはまれにAWS使ったりも。

基本的にフロントばっかりやってますね!ちなみに今年もフロントやります。

会社の人とか

社長が技術知ってる(元プログラマ)ので話通りやすいのがとても良い会社ですね。逆にいうとごまかしきかないんであんまりサボれないです。

会社自体が新しく、そんなに重鎮って感じの方はいないのですが、みなさん他社からの転職組で、経験は豊富です。いろいろ学ばせてもらってます。

失礼ながら有名な会社でもないので、人集めるの大変そうだなーと思ってるんですけど、結構人集まってますね、今。

業界未経験組も多いです。未経験といっても「Pythonちょっといじったことなら……」「大学でRなら」程度の経験はあるので、全くの素人ではないです。誰かがフォローしつついろいろ学んでもらうのですが、わざわざ他業種からIT業界に来る人って熱意すごいんですよねー。吸収量が全然違う。なんでもかんでもすぐに覚えていきます。

みなさんどちらかというと「アツい」人が多いですね。私はだらだらやってますが。

会社の目指す先

たぶんどこの会社も同じだと思うんですけど、できるだけIoTとかAIとかの案件やっていきたいって気持ちが強いみたいなんですよね。流行り物に乗れると強いですからね。

ただやはり今までの業務アプリとかフロントエンドとかとは違った技術が求められるので、できる人が限られちゃうんですよね。

そこは社内勉強会とか開いてどんどんスキルアップしていくしかないと思うのですが、やはり通常業務が忙しく、なかなか開催できるものでもないんですよね。休日にやると来れない人いるし。

勉強会は何度か開いてるのですが、まあ、徐々に、って感じですね。あんまり一足とびにディープラーニングのプロとかIoTのプロとか生産できませんからね。

勉強会は私とあと数人で回しているのですが、しょうじきスケジュール的にかなり厳しいので、もっといろんな人がいろんな勉強会開いてくれたらなーと思ってます。べつにAIとかIoTじゃなくても「C#での業務アプリ制作」とか面白いかもですし!何がどこに繋がるかわからんので基礎体力つけるのは悪いことじゃないと思うんですよ。

どうやって知識を共有していこうとか、どうやってスキル磨いていこうかとか、いろいろ課題があって、正直厳しい面もあるのではないかなーという気持ちもあるのですが、できるだけ貢献していきたいと思ってます。

人が増えてこれば優秀な人もその分増えて、うまいこと回り始めるのかな、と楽観的に考えています。

スキルを磨く

今の所、会社はうまく回っている、と素人目には感じます。ただこの先を目指して、AIとかIoT案件をバリバリやるとなると、やっぱりどうしてもスキルアップの仕組みが必要になる気がしてなりません。

外部講師招いての勉強会とかもやるみたいですし、私たちでの勉強会もありますし、TensorFlow使って、とか、Chainer使って、とかその程度のことはすぐできるようになるんじゃないかと思います。でも、その程度で本当にいいのかなとは思ってしまいます。

フレームワーク使えます、だと他の人でも誰でもできるんですよね。その程度でも簡単な仕事は取れるでしょうし、会社は回っていくでしょうけど。

やっぱり深入りし過ぎてない程度に原理にも片足の先っちょ突っ込んでみて、大雑把な理解ぐらいしておかないと、会社としての強みを押し出していけないんじゃないかと。

この前、AI案件1個ポシャりました。そこそこ難しいやつです。フレームワーク使うだけじゃダメです。私は関わってはいなかったのですが、社内で一番AI周りのレベルの高い人が挑んで、それでもダメでした。こういうこと、今後も起こるんじゃないかなと考えてしまいます。

それと業界経験ある人ならともかく、未経験の人だと基礎スキルも足りてないことがあります。私も社内でできる限りフォローしていってるのですが、私の知識も大したことありませんし、ずっとつきっきりというわけにもいかないので、助けられる範囲は限定的です。

基礎スキル足りない人の底上げと、最先端(流行り物)やりたい人との両方見ていかないといけないんですよね。正直相当難しいです。

正直ただの平社員1年生としてどうすればいいいのか、全くアイデアがありません。愚直に勉強会を開いていけばいいのか、個別にケアしていくべきなのか。上司とも相談しつつやってますが、地道にやっていくしかなさそうな感じはあります。

そしてもちろん私自身も筋力をつけていかなければなりません。このまま現状維持だと周りに置いていかれますからね。知識がフロントに偏ってるので、できればCとかJava/C#とかの知識も……というのと、IoTやAI周りの知識つけて、勉強会で共有していければなーとは考えているのですが。

ちゃんと技術者が成長して、ちゃんと技術力が求められる仕事がくるようになるのが理想ですかね。

IT業界目指してる人へ

いやあ、思っているほどあんまり怖くないですよ、この業界。ネットで言われてるほどじゃないです。あと転職する人はバンバン転職してるので、あんまり最初の会社の質とかにこだわる必要もないのかなとは思います。

それとウチの会社は優しいですが、それでも何もできない人を業務に回すとなるとなかなか厳しく、研修がバカみたいに延びたり、あまりよろしくない現場に飛ばされてたりします。ある程度技術磨いてた方がスムーズに進むと思います。

IT業界入るからってプログラミングできる人ばっかりではないので、ある程度の平均的な技術持ってればだいたい入れると思いますよ。あんまり高度なことできる必要はないです。フレームワーク使える程度で多分大丈夫。

入る会社にもよるんでしょうけど、いまはPythonできると強いのかなーと思います。PythonでTensorFlowとかChainerとか動かせたらかなり会社側の興味引けるんじゃないですかね。

あと単に私がフロントばっかりやってきたから任されっぱなしになってるだけかもしれませんが、HTML/CSS/JavaScript/TypeScriptにNode.jsって案件多い気がします。React/Vue/Angularあたりも人気?理由は知らないですが企業には特にAngular人気な気がしますね。あとはMongoDBとかDynamoとかのNoSQL使ったり。

JavaやC#での業務アプリもまだまだ強いみたいです。そっち方面の知識も死なないでしょう。

Cでの組み込みとかもあるにはあるっぽいですね。今時Cかよって思うかもしれませんが、できたらできたで仕事の幅広がるのではないかと。

まあここに書いてあること全部はやらなくても大丈夫だと思うんで、例えば「PythonでTensorFlow動かしたことあります!!」の一点突破とかでも大丈夫じゃないですかね。メインウェポン1個(Python)とサブウェポン1個(JavaScript)とかあると無敵じゃないですかね?

技術ある人足りてないみたいなんで、githubをポートフォリオがわりにしたり、「こんなの作ったことあるんですよ!」みたいなの出せると強いかもしれないですね。

ネットで不穏な話ばかり聞くIT業界ですが、良いところももちろんあるので、頑張っていきましょー。

さいごに

いやあ、私みたいな社会不適合者が1年も会社勤めですよ。びっくりですよ。

わりと会社自体はゆるくて、社員は熱意ある人が多いので、勉強環境としてはなかなか良い感じです。一人で引きこもって作ってるだけでは得られないものもいろいろありますしね。

社員全体のスキルアップなどまだまだ課題は多いですが、まあなんとか地道にコツコツやっていきます。

周りばっかりじゃなくて自分も強くなっていかないといけないので、できるだけ勉強の毎日ですねー。体を壊さん程度に頑張ります。

2019年もやっていきましょう!